2021.11.05
アーク溶接は、溶接技術の中でも多く取り入れられている方法です。
安定しやすい方法なので、自動化しやすい特徴を持ちます。
今回は、アーク溶接について詳しくご紹介します。
▼アーク溶接とは?
■アークについて
アークとは、気体の放電現象で、高い温度によって強い光を発します。
温度は約5,000〜20,000℃なので、鉄同士を接合するのに適しています。
身近な例をあげると、電源コンセントを抜いた瞬間にピカッと光が出る現象です。
■シールドガスについて
アーク溶接は、酸素や水素、窒素が溶接部分に触れると溶接不良を起こしてしまいます。
溶接不良を防ぐために、アルゴンやヘリウム、不活性ガスなどのシールドガスが使われます。
シールドガスは、単体で使う場合と組み合わせて使う場合があります。
■アーク溶接の種類
アーク溶接は、放電電極が溶ける消耗電極式と溶けない非消耗電極式が存在します。
消耗電極式は、被覆アーク溶接、ミグ・マグ溶接があり、非消耗電極式アーク溶接は、ティグ溶接、プラズマ溶接があります。
■アーク溶接は資格が必要?
アーク溶接は、個人的にDIYなどをする際は特に資格は必要ありません。
ただ、ガス溶接などをする際は、ガス溶接技能講習を受講する必要があります。
▼まとめ
アーク溶接は、溶接の中でも代表的な方法です。
約5,000〜20,000℃の温度で鉄同士を接合するのにピッタリです。
種類は、消耗電極式と非消耗電極式があり、個人的に使用する際は特別な資格は必要ありません。
「有限会社山邊鉄工」では、日立市でアーク溶接などの溶接工事を承っています。
ご依頼がある際は、ぜひお気軽にご相談ください。