溶接には保護具が必須。保護具の選び方をご紹介|有限会社山辺鉄工|プラント工事・製缶工事なら茨城県日立市の山辺鉄工

コラム
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溶接には保護具が必須。保護具の選び方をご紹介

2022.01.15


溶接をする際は、光や火花が出るので保護具を付けながら作業をします。
では、保護具はどのように選べばいいのでしょうか。
そこで今回は、溶接作業に使う保護具の選び方についてご紹介します。

▼保護具の選び方

サイズや重さをチェックする
長い時間、作業をするなら重さを意識しましょう。
なるべく軽いほうが、首や肩にかかる負担を軽減できます。
軽ければ、動きやすくなるので作業もスムーズにおこなえます。
また、サイズも重視するようにしましょう。
ヘルメット型であれば、顔全体を覆うのでしっかりフィットしているかどうかをチェックしてください。

遮光度が適切なものを選ぶ
保護具には、遮光度番号と呼ばれる基準があります。
遮光度番号が大きければ、遮光度は高くなります。
アーク放射時の電流は、溶接電流値によって遮光度番号が変わるので、適したものを選んでください。
低い溶接電流値に対し、大きい遮光度番号を選んでしまうと視界が悪くなり作業ができなくなってしまいます。
DIYで溶接する場合は、30〜40Aの電流値で溶接し、遮光度番号#5〜#8程度の保護具を選びましょう。

遮光速度の早いタイプを選ぶ
アーク光を検知してから、遮光するまでの速度を遮光速度と呼びます。
速ければ速いほど効果があります。
およそ1/15000~1/25000秒程度のものであれば、十分です。
遮光速度が遅い保護具だと、目に負担をかけてしまうので注意しましょう。

▼まとめ
溶接の保護具を選ぶ際は、サイズや重さをチェックする・遮光度が適切なものを選ぶ・遮光速度の早いタイプを選ぶようにしましょう。
保護具をしっかり選ばないと、目や身体に負担をかけてしまうので注意してください。

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