2022.01.22
溶接をする際は、手袋をつけて保護しながら作業します。
手袋をつけないと、手に火花が飛び散ったり、溶接焼けなどをしてしまいます。
そこで今回は、溶接で使用するおすすめの手袋についてご紹介します。
▼溶接で使用する手袋の種類
■牛の床革
溶接で使用する手袋は、牛の床革が多いです。
床革は表皮が付いていない部分で、肉厚のため丈夫です。
熱にも強いので溶接に向いています。
■丈は袖長がおすすめ
溶接で使う手袋は、通常の丈のタイプと袖が長く覆えるタイプなどさまざまです。
TIG溶接であれば、通常の丈でも問題ありません。
ただ、被覆アーク溶接など火花やスラグが飛び散る作業であれば、袖長のタイプにしましょう。
手首が出ていると火傷してしまう可能性が高いです。
■内縫いがおすすめ
縫い方は内縫いと背縫いなどがあります。
溶接の場合は、縫い目が手袋の中にある内縫いがおすすめです。
背縫いだと、縫い目が手に当たることはありませんが、縫い目に火の粉が当たったりすると容易に糸が切れてしまいます。
そのため、背縫いの手袋は溶接に向いていません。
縫い目が手に当たってしまいゴワゴワしてしまいますが、内縫いタイプを選ぶようにしましょう。
▼まとめ
溶接で使う手袋は、牛の床革・袖長・内縫いがおすすめです。
手をしっかり保護するためにも、上記に当てはまる手袋を選んでくださいね。
また「有限会社山邊鉄工」では、日立市で溶接工事をおこなっています。
溶接工事の依頼がある場合は、まずはお気軽にお問い合わせください。