2022.03.15
溶接をする配管工事に興味を持っている方は、手順についても気になるのではないでしょうか。
実際、どのように進めていくのか、なかなか想像ができません。
そこでこの記事では、溶接を伴う配管工事の手順について詳しく解説していきます。
▼溶接における配管工事の手順とは
■溶接機等の準備
まずは工事を行うための準備を行います。
溶接機を用意して、溶接トーチと溶接棒をそれぞれ持ちます。
■仮止め
溶接の際に初めにする作業が、仮止めです。
これによって、溶接中に板と板が動くいてしまうのを防げます。
この時は溶接棒を使わず、溶接する板と板を溶かして止めます。
■溶接
次は溶接作業です。
板と板の間にトーチの先端を当て、3mm程度離してから放電します。
すると、溶接する材料が溶けていきますので、少し材料が溶けて溜まってきたら溶接棒の挿入です。
なお、この溜まった部分のことを溶接プールといいます。
溶接棒を挿入して溶接を進めていきますが、その際に注意点があります。
それは、一定の速度で進めていくことです。
これには技術が必要なので、はじめはなかなか一定に進めていくことはできません。
しかし、一定の速度で進めていくことで、仕上がりがキレイになります。
また、溶接中はトーチの先端を溶接棒や溶接プールに接触させてはいけません。
接触させるとトーチの先端が傷んでしまい、溶接がスムーズにできなくなります。
▼まとめ
溶接で配管工事をする場合の手順は以上の通りです。
言葉では簡単に感じますが、どれも高度な技術が必要な作業です。
弊社には経験豊富なスタッフが揃っております。
配管工事のご予定がある方は、ぜひ弊社にご相談ください。