2022.04.15
製缶について興味がある方は、溶接技術がどれくらい必要なのか気になるのではないでしょうか。
実際、製缶では溶接技術の高さによって、完成度が大きく違ってきます。
そこでこの記事では、製缶加工の流れと溶接技術がなぜ必要なのか解説していきます。
▼製缶加工の流れと溶接技術の必要性について
■製缶加工の流れ
①設計
②切断
③曲げ加工
④溶接
⑤穴あけ加工
⑥機械加工
⑦表面処理
まずは図面を設計して、それに合わせて金属素材をカットしたり曲げたりしていきます。
曲げた2つ以上のものを、溶接によって1つの製品にしていきます。
そして、缶のはめ込み部分の穴をあけて、必要に合わせて研磨をして溶接などの跡が見えないようにするのです。
最後は、表面に耐食性や耐熱性などを塗装することで付与して完成です。
■溶接技術の必要性
製缶は、溶接技術が完成品に大きな影響を与えるいわれています。
その理由は、製缶は大型の製品のことが多い上に、手作業が多いためです。
例えば、溶接条件に合わせた溶接方法を選ばなければ、溶接後に缶が変形してしまう可能性があります。
また、金属の種類によって適切な溶接材を選ぶ必要もあります。
つまり、溶接は製缶加工の要の部分といえるのです。
▼まとめ
製缶加工には、大きく7つの工程があります。
その中でも、溶接は製缶の完成度を大きく左右する大切な工程です。
弊社には溶接に関する高い技術を持つ技術者と60年以上培ってきた実績があります。
製品の質にこだわる方は、ぜひ弊社にご相談ください。